埼玉県の寺院墓地へ 本小松石製 九寸角石塔 外柵の製作開始!

2018年1月13日

こんにちは。本小松石のお墓を、産地の湯河原町にて製作しています、菅井石材の菅井です。

お陰様で仕事始めからまるでロケットスタートのように忙しくさせていただいております。

今週は昨年末、お問い合わせをいただいた埼玉県のお施主様の製作を開始しました。

本小松石による九寸角石塔と外柵の新規建墓になるのですが、納期が3月前半ということで時間があまりありません。

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火曜日に丁場へ行きまして、他の案件用に注文しておいた外柵用の原石の中から、今回の埼玉へ使用できるサイズの石を仕入れるという形にしました。

丁場の方にはいつも難しいお願いを聞いていただき感謝です^^

今回仕入れました原石は本小松石 青目 一級(縞)という石です。

 

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外柵用の長尺の原石は3つでトラックがいっぱいになってしまいました。

 

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さあ、この石を工場へ運び入れ早速、切削に入ります。

このように凹凸のある原石を平らになるよう6面を切りおとし、柵の状態にします。

まずは石になるべく無駄が出ないよう、丁寧に測り墨出しているところです。

 

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さあ切削が開始しました。

以前にもこちらのブログにて説明させていただきましたが、ダイアモンドのチップを埋め込んである2枚の刃で原石の凹凸を切るのですが、油圧で動く台車のスピードはアリの進むくらいゆっくりとしたスピードです。

そのぐらい遅くないと刃が負けてしまうんです。そして刃は熱を持ちますので水をかけ冷やしながら切ります。

長い石でしたので、切り終わるのには2日かかりました^^;

 

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そして機械による磨きになります。

この磨きは紙やすりをイメージしていただくと分かり易いかもしれませんが、木材に紙やすりを粗めの番手から細かくしていくと木がとても綺麗に触り心地が良くなりますよね。

それをさらに繊細な作業にしたものが石磨きで、最後のツヤ出しという行程では石に圧力と熱をかけながらツヤを出します。

 

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綺麗に磨き上がりました。こちらが本小松石 青目 一級(縞)になります。

美しい縞模様です。

夕方、暗くなってからの写真ですので、周りが暗くあまり良い写りにならなかったのが残念です...。

 

それでは来週も丁寧な製作を心がけて頑張ります!

 

有限会社菅井石材
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