雨の月曜日、工場での製作作業

2017年3月27日

こんにちは。本小松石のお墓を、産地の湯河原町にて製作しています、菅井石材の菅井です。

本日は熱海市泉の寺院墓地にて据え付け工事を行いたかったのですが、昨日からの雨が夕方までパラパラと降り続いておりましたので、据え付け工事は断念しまして、工場にて製作作業をいたしました。

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こちらは5月の中頃までに東京の石材店様に納めさせていただきます、本小松石グレー製の外柵を製作するために、原石を切削しております。

長さ180cm位ある大きな石ですので、これを切り終えるのにはとても時間が掛かります。

1日半くらいかかるでしょうか。石を切る機械のスピードがアリの進むくらいの速さなんです^^;

それぐらい遅くしないと、石の硬さに刃が負けてしまうのです。

 

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こちらは来月、東京の谷中霊園に建てさせていただきます、本小松石製 自然石墓石の外柵石を製作しているところです。

こちらも外柵には本小松石グレーを使用します。

60cm位ある石の幅を12.3cmづつ同じ間隔に切っていきます。

仕上がりは12cmなのですが、石を磨きますと3mmくらい削れてしまいますのでその分を計算して切るようにしています。

 

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幅12.3cmに切れましたら、磨きに入ります。

研磨版を#50番から#200 #400 #800 #1500 #3000そしてツヤ出し用のバフと交換しながら綺麗なツヤが出るまで磨き込みます。

決して簡単ではない熟練の技術です。

 

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そしてもう一つの磨きの機械は、先週、研磨版を回すためのシャフトのベアリングに寿命が来てしまいましたので、注文した部品が本日届き、ベアリングの交換をしました。

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無事に修理が完了しました。

今週の水曜日にお施主様がこちらの研磨機で磨いた品物を見に来られるので、無事に修理が完了し、一安心です。

 

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それから茅ヶ崎の方に、お庭にモニュメントとして置く花立てをご注文いただきましたので、製作いたしました。

 

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上面は円形、下端は四角で造形して欲しいとのことでした。

写真左側の面には石の自然肌をあえて残したりと、4面全て同じような見た目にならないような工夫をしました^^

 

そして先ほどお客様にメールにて写真を送らせていただきましたら、大変喜んでいただけまして、この花立て石の下に板石で台石を付けたいとのことになりました。

 

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急遽製作し、雨あがりに外で写真を撮りました。

こういった造形品も造っていてとても楽しいです。

 

造形品といえば先週、フクロウの彫刻についてのお問い合わせをいただきました。

昨年、兵庫県の方からご依頼をいただき造らせていただいた時に、何度かこちらのブログに載せており、その記事をご覧になってくださったとのことです。

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また無心になって造ることをとても楽しみにしております。

 

有限会社菅井石材
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