鎌倉市の墓地に本小松石製の自然石墓石が完成しました。

2020年4月8日

こんにちは。本小松石のお墓を、産地の湯河原町にて製作しています、菅井石材の菅井です。

昨日、コロナウイルスによる緊急事態宣言が出されましたね。

対象地域の方は特に気を付け、自分の身を守りましょう!

さて先日、鎌倉市の墓地に本小松石製の自然石墓石と外柵も同じく本小松石グレーを使用したお墓が完成しました。

私自身も惚れ惚れするようなとても美しいお墓です^^

今回もお施主様との出会いから完成するまでをご紹介したいと思います。

お施主様と初めてお会いしたのは昨年の9月頃、弊社のホームページをご覧になりお問合せのお電話をいただきまして、お打合せが始まりました。

鎌倉市にお住まいで、以前は船を持っていたほど釣りや自然をこよなく愛しておられる方です。

私も海の街に生まれた者ですので釣りが好きで、いつも釣りのお話を楽しく聞かせていただきました^^

そんなお施主様が造りたいお墓は「自然石墓石」です。

石そのままの形を活かした自然石墓石は、世の中に一つとして同じものは無く、その時に頭に思い描く形の石と出会えるかどうか…。それが全てです。

当然、この石で造りましょう!と決まるまでに何度もやり取りをさせていただくのですが、今回は幸運なことにお施主様がイメージしていたお墓の写真の石とそっくりな形の石が弊社の石置き場に有りまして

「これだ!この形!」と決めていただけました!

そしてこの石に合わせて墓地全体の設計をし、製作がスタートしました。

〔弊社では設計から始まり、原石を自社工場で加工し、現地での据え付け設置工事まで全ての工程を行います。間に業者が入らない為、価格をかなり抑えることが出来ます^^〕

自然石墓石の台石に「払い出し加工」の仕上げをしています。

台石、下駄石と出来上がったら、竿石に文字を彫刻するためのゴムシートを貼り付けました。

こちらのゴムシートは粘着性のものなのですが、自然石の野面は通常の磨いてある石と違い少し表面に凹凸がある為、粘着が弱くなります。そのため特殊な糊を使用し、彫刻中もシートが剥がれてしまわないようにします。

因みにこの文字の位置、模造紙を石の実寸大に切りお施主様と入念に打ち合わせしました^^

そしてサンドブラストにより彫り上げました。

こちらは本小松石グレーを使用したシンプルなデザインの外柵の製作の様子です。

各種の部材が完成したところでいよいよ現地での工事に入ります。

こちらが今回の墓地です。

土が大分盛り上がっておりましたので、まずは余分な土を取り、そして基礎となる部分まで掘り下げます。

そしてランマーにより入念に地面を突き固めます。

配筋をしコンクリートを流し込み、約二週間の養生期間をかけ強固な基礎の完成です。

そして外柵石の据え付け設置工事です。位置出しをしっかりとし、据え付けます。

コンクリート製の二段式納骨室、台石、下駄石を設置し

その上に自然石墓石を重ね石塔本体の完成です!

敷地内を防草施工し、白御影石の砂利を撒きました。

そして今回、自然石墓石ともう一つの目玉として根府川石を乱張りにし、墓地内の通路を造りました。

この様に板ほどの厚みの石が山になって置いてある根府川の丁場から

パズルのように石を見つけました^^

こちらも一枚一枚、丁寧に張りめぐらせ

お洒落で素敵な通路が出来上がり、全ての工事が無事に完了しました。

背後から

写真を撮っているお施主様の背後から^^

お施主様から嬉しいお言葉を頂きました。「念願だった自然石で造ったお墓のあまりにも素晴らしい出来栄えに大変満足しております。菅井石材さんとの出会いに心から感謝致します。」

穏やかで優しい話し方をされるお施主様とお会いできる打ち合わせをいつもとても楽しみにしておりました。

石にも彫刻してありますが、私もまさに出会いに「感謝」しております。

お体に気を付けて、特にコロナウイルスには気を付けて末永く元気でいてください。

この度は大変お世話になりました!

{墓地を少し登った場所から見える絶景の鎌倉市と相模湾、お施主様に案内していただきました。}

有難う御座いました。

有限会社菅井石材
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有)菅井石材 担当:菅井(すがい)

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